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口腔機能訓練(MFT)のあれこれ

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TOPIC
01

歯科医院でMFTがうまく取り入れられていない…

MFTのセミナーを受けて取り組んでいるのに、なんだかうまく診療に落とし込めていない…

患者さんもスタッフも効果を実感できていない…

MFTってなんだか面倒くさい…

MFTって本当に必要なの?

って思っている方へ

 

医院さんの現状を詳しくお聞きして、問題点を改善しMFTを医院に定着させるためのセミナーをご提供いたします。

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02

歯科Dr.に知って欲しいMFTのこと

*骨の成長には適切な刺激が必要

*骨は周囲の筋肉の影響を受けて常にリモデリングしている

*筋肉は使っていた形になる

*口腔習癖は口腔の諸悪の原因

*嚥下障害の超早期予防になる

*顎関節症の予防と治療になる

*口腔不定愁訴の予防と改善になる

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03

形態が先か?機能が先か?

口腔に関しては圧倒的に機能が先。機能がその後の形態の発達に大きく影響しています。

生まれた瞬間から口は使っているし、外から見えないので舌の動きは目で見て学習できません。もともと口は望ましくない動きを学習しやすい身体部位です。顎が育つ時期に間違った方向へ力がかかると、顎の骨は望ましくない形に成長してしまいます。余分にかかる力が歯を舌側や唇側に押します。成長期の機能を整えることが形態を整えます。

「出っ歯だから口呼吸になってしまう」のではなく「口が開いていたから出っ歯になった」のです。

「生活の変化」と「身体の変化」と『MFT』

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04

生活が変わり(機能が変わり)身体が変わって(形態が変わって)きています。

生物はずっと変化し続けて来ているのに、今、身体に歪み(望ましくない変化 歯並びや小さい顎)が大きく現れているのは環境の変化に身体が追いついていないからです。何万年もかけて緩やかに変化してきた生活や身体。ですがここ数百年、数十年の生活の変化は、短期間で大きく、身体が順応できていません。

でも本来は自然に獲得すべき機能なのですから、気づいて少しのアシストをすれば子供達は望ましい機能にシフトしていけます。そのほんの少しのアシストが「MFT」なのです。

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05

一番難しいのは「子供達に続けさせること」

MFTで一番難しいのは、子供達にトレーニングを定着するまでやり続けさせることです。トレーニングひとつひとつは簡単でも、それが定着するまでには継続が必要です。それを子供にやり続けさせることが一番難しいのです。

子供達は変化に柔軟です。常に身体が変化している時期だからです。そして心も柔軟です。大人がきちんと目的や方法を理解し、子供に対しプロとしてチームの一員として対応すると、きちんと受け入れてくれます。

そういったリハビリテーションマインドもお話しいたします。

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06

言語聴覚士としてMFTに取り組む

言語聴覚士は口腔の機能の専門家です。

正しい(望ましい)状態の理解、誤った状態と治すべきポイントをわかりやすくご説明します。

構音(日本語の発音)のトレーニングは少し複雑なものがありますが、健常な子供の構音は必ず治すことができます。

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07

歯科スタッフのMFT

Q.言語聴覚士じゃなくてもMFTはできるの?

A.できます。

障害や発達の遅れがある場合は、リハビリテーション専門職としての言語聴覚士が担当するのが望ましいです。基礎疾患に加え一人一人の個別性もあり症状も複雑で専門知識も多く必要になるからです。

ですが、自費矯正の一環としてのMFTは、健常な子供たちが対象となり、限られた種類のトレーニングを全ての子に同じステップで行うことになります。必要なトレーニングを、経過とゴールをしっかり理解して取り組んでいただくことにより確実に効果を出すことができます。歯科スタッフのスキルとして大変有効と考えます。

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